焼酎用大麦新品種(トヨノホシ)開発経緯1
2016年 08月 09日
より優れた焼酎醸造適性を有する焼酎用大麦新品種を開発、育成し、大分県産麦焼酎の原料品種とすることをもって、大分県産麦焼酎のブランドイメージ、付加価値の向上と大分県産麦作の生産振興に寄与する目的で平成17年度より始まった研究開発事業です。
平成26年に焼酎用大麦新品種(トヨノホシ)が出来上がり、種苗登録し、平成27年11月に播種されたものが平成28年5月に約120トン収穫され、精麦ののち、いよいよ麦焼酎の本仕込みのフェーズに入ろうとしています。
このトヨノホシは大麦縞萎縮病抵抗性遺伝子を有し、大粒で反収も良かったため、今後の圃場拡大も期待される大麦品種となりそうです。
後は、我々大分の焼酎蔵がどのような麦焼酎に仕上げるかにかかっています。
画一的な酒質ではなく、各蔵の個性が際立つ酒質であったり、今まで蓄積された技術を実践し、新たな麦焼酎の可能性を感じさせる酒質であった方が飲む楽しみも増えて面白いと思います。
四ッ谷酒造五代目
平成26年に焼酎用大麦新品種(トヨノホシ)が出来上がり、種苗登録し、平成27年11月に播種されたものが平成28年5月に約120トン収穫され、精麦ののち、いよいよ麦焼酎の本仕込みのフェーズに入ろうとしています。
このトヨノホシは大麦縞萎縮病抵抗性遺伝子を有し、大粒で反収も良かったため、今後の圃場拡大も期待される大麦品種となりそうです。
後は、我々大分の焼酎蔵がどのような麦焼酎に仕上げるかにかかっています。
画一的な酒質ではなく、各蔵の個性が際立つ酒質であったり、今まで蓄積された技術を実践し、新たな麦焼酎の可能性を感じさせる酒質であった方が飲む楽しみも増えて面白いと思います。
四ッ谷酒造五代目
by shochuya | 2016-08-09 14:50 | 蔵・焼酎【五代目】