酒税法等の改正   

2006年 04月 12日

 昨日、『酒税法等の改正』の説明会がありました。(平成18年5月1日から施行)

酒類の分類から税率、申告まで改正されています。

旧酒税法では、10種類・11品目の分類が新法では、4種類・17品目に分類され、これに従い基本税率が決まります。

<発泡性酒類>
ビール・発泡酒・その他発泡性酒類(これは品目では無い)

<醸造酒類>
清酒・果実酒・その他の醸造酒

<蒸留酒類>
連続式蒸留しょうちゅう・単式蒸留しょうちゅう・ウイスキー・ブランデー・原料用アルコール・スピリッツ

<混成酒類>
合成清酒・みりん・甘味果実酒・リキュール・粉末酒・雑酒


例えば、『しょうちゅう乙類』→『蒸留酒類・単式蒸留しょうちゅう』となります。
また、『蒸留酒類・単式蒸留しょうちゅう』では、原料ごとの規定が明確化されています。

Q:砂糖等を加えた『しょうちゅう乙類』は何に分類されるでしょう?

A:『スピリッツ』になります。

『清酒』についても、アルコール度数22度未満や原料として使用できるもの、使用比率など細かく規定されています。
今まで、『清酒』として売られていたものが、『リキュール』や『雑酒』になったりする場合もあります。

酒税については、単式蒸留しょうちゅう25度1.8リットルでは450円です。(高っ。)
清酒では、アルコール度数に関係なく216円。
アルコール度数12度のしょうちゅうでは、216円となり、清酒と同じになります。
それ以下では、逆にしょうちゅうの酒税が低くなります。
(まあ、現実そのような商品はありえないと思いますが…)

弊社の現状からすれば、今回の改正では、酒税の計算と申告書の書き方の変更だけ。
あと、e-taxについても「3年以内に全酒類製造業者に導入してもらう。」と言われてたなぁ。


四ッ谷酒造五代目

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by shochuya | 2006-04-12 11:56 | 蔵・焼酎【五代目】 | Trackback | Comments(4)

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Commented by jaguar.takahashi at 2006-04-13 14:08
先日
お客様が言ってたこと(高庵で
本当だったんですね!
日記に書いてたことと同じようなこと言ってました。
Commented by WHY at 2006-04-20 00:28 x
焼酎乙類に砂糖を加えても、焼酎乙類のままかと。。。
ただ景表法の関係で作成されている焼酎乙類の公正競争規約で、表示を義務付けられているので、組合に入っているお蔵さんは表示が必要になりますが。
ああ、あと100ml当り2gをこえて砂糖が入っていれば、それはリキュールになるので別途、リキュールの製造免許とリキュールとしての税金が必要になるのかな?

でも租税特別措置法の減税措置はそのままなので、酒税の3割引きは数年あるのではないかと。
Commented by shochuya at 2006-04-20 12:07
説明会では、「新酒税法の単式蒸留しょうちゅう(イからホに該当するもの)に、砂糖等を加えたアルコール度数26度未満、エキス分2度未満のもの」は、旧酒税法では「しょうちゅう乙類」で、新酒税法では、「スピリッツ」になると言ってましたよ。
租税特別措置法の減税措置の3割引きは、来年3月までです。
また、アルコール度数に関係なく、200キロリットルまで。
来年3月以降は、25%になり、その後は未定ですが、最終的には、ゼロだと思います。
Commented by shochuya at 2006-04-20 12:44
【続き】
減税分は設備投資などに使われるべきですが、価格に転嫁(リベート等)したり、人件費にあててある蔵はこれから厳しくなると思います。
蔵の統合や廃業が進むのかな~。私自身も頑張らねば!!

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