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麹の手入れ-5-   

2005年 03月 03日

 もう3月に入り、私の朝の麹の手入れもだいぶん慣れてきたかと思いきや…これがなかなか慣れません…。
相変わらず全身筋肉痛です。
 
 2月の下旬に大阪の実家に電話をした時も、両親が心配して「みんなに迷惑かけてない?無理しないように。」と言われてしまいました。(心配をかけてすみません。)
でも、五代目が言うように、1ヶ月ぐらいで慣れるような仕事ではないし、体は疲れるけど楽しくやってるから安心してね。

 麹って、温度や環境にとても敏感で、その日その日によって、「香り」が違います。
今日は、蔵の中が9℃あり暖かかったのか、とてもはぜ込みが良くきゅーっとくっつきあっていて、手入れはとても大変でしたが、「香り」がとてもよかったです。
四代目が言うのには「モンブランのような香り」だそうです。
この「モンブランのような香り」の時の状態が麹にとって良い状態なのだそうです。
麹がさらさらしている時は「しめじのようなにおい」だったり、いつも「香り」が違います。
「香り」の違いで、『あぁ、麹って生きているんだ』と実感します。
焼酎造りって、とてもおもしろいですね。
麹の手入れ-5-_b0029202_13383472.jpg

2月は、麹の手入れ後も外は真っ暗でしたが、3月に入ってからは、明るくなってきました。
(写真の中央の白い丸は、「月」です。)

四ッ谷酒造五代目妻

by shochuya | 2005-03-03 13:43 | 蔵・焼酎[五代目妻]

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